3月。福祉の現場にいると、この時期、何とも言えない「重さ」を感じることがあります。
日々の多忙さに加え、退職や異動、利用者の卒業。新しい年度に向けた準備や加算の検討。これらが一気に押し寄せ、現場の空気は自然と張り詰めていきます。
誰かがサボっているわけでも、大きなミスがあったわけでもない。 「誰も悪くない」はずなのに、なぜか毎年、この時期がつらくなってしまう。
今日は、その「構造的な重さ」の正体について考えてみたいと思います。
「終わり」と「始まり」が同時に来る負荷
福祉の仕事は、人と人との関係性で成り立っています。 3月は、その関係性に「区切り」をつけなければならない時期です。
担当が変わる、拠点が分かれる、あるいは支援を終える。 これまでの積み重ねを整理し、バトンを渡す作業は、想像以上に精神的なエネルギーを消耗します。
その「別れの負荷」を抱えたまま、同時に4月からの「新しい計画」を立て、数字を詰め、制度の変更に対応しなければならない。 この「感情の整理」と「実務の急進」が同時に求められること自体が、そもそも無理のある構造なのです。
「余裕がない自分」を責めなくていい
空気が張り詰めてくると、つい「もっと余裕を持って動かなければ」「こんなにイライラしてしまうのは自分の未熟さだ」と、自分を責めてしまいがちです。
でも、そう思う必要はありません。 あなたが今感じている重苦しさは、あなたの能力の問題ではなく、3月という時期特有の「重なり」が原因です。
真剣に利用者のことを考え、真面目に事務を終わらせようとしているからこそ、その板挟みで苦しくなる。 そのつらさは、あなたが現場を投げ出さずに立っている証拠でもあります。
立ち止まる時間を「あえて」作る
もし、息苦しさを感じたら。 5分だけでいいので、パソコンの画面から目を離し、冷たい水を飲む。あるいは、職員同士で「今年もこの時期が来ましたね」と苦笑いし合う。
「今、私たちは構造的につらい時期にいるんだ」と自覚するだけでも、心にわずかな隙間が生まれます。
解決策を探す前に、まずは「今、自分たちはよくやっている」と現状を認めてあげること。 それが、3月を乗り切るための、いちばんの支えになります。
実地指導対策を整理したい事業所様へ
「記録は書いているけど、このままで大丈夫なのか不安」
「実地指導で指摘されないか確認したい」
そんな事業所様向けに、運営整理のチェック資料をLINEでお届けしています。
営業連絡なし / いつでも解除できます
最後に
3月という時期。 命や生活を守るこの現場で、今日という一日を無事に終える。 それだけで、十分すぎるほど価値のあることです。
明日もまた忙しい日が続くかもしれませんが、まずは今夜、自分をゆっくり休ませてあげてください。
事業所運営や加算・開業について、
「これで合っているのか不安…」という段階でも大丈夫です。
状況を整理しながら一緒に考えますので、
必要なタイミングでLINEからご相談ください。
※営業連絡は行いません


