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見えないけれど、たしかにそこにあるもの〜信じることから始める行政書士という在り方〜

目次

はじめに:見えないものを信じるって、どういうこと?

「見えないものを信じられますか?」

これは、霊感や神様の話じゃありません。
“感情”の話です。

たとえば「ありがとう」「ごめんね」「愛してる」・・・。
どれも、目には見えないけれど、私たちの心を強く動かす言葉です。
でもその気持ちが本当に“ある”のかどうかは、確認できませんよね。

形のあるモノやお金は、目で見ればそこにあると分かる。
けれど感情は目に見えないからこそ、信じるしかない

目には見えない「気持ち」をどう受け取る?

「ありがとう」を込めて贈るギフト、
「おめでとう」の気持ちを込めたご祝儀や花束。

私たちは、気持ちを“かたち”にして届けようとします。
でも、たとえどんなに立派なプレゼントをもらっても、
「その気持ちが本物だったかどうか」は、やっぱり分からない。

それが人間関係の難しさであり、面白さでもあるのかもしれません。

相手の気持ちは“信じる”ことでしか見えない

たとえば、パートナーに「愛してる」と言われたとします。
口にしたからといって、本当にそう思っているかは分からない。
高価なプレゼントをもらっても、それが“愛情の証拠”かどうかも分からない。

だから私たちは、「この人の気持ちは本物だ」と信じることでしか、
その気持ちを“存在しているもの”として感じることができないんですよね。

信じること。
それが、目に見えないものを受け取る唯一の方法なんだと思います。

信じることは、時に怖い

信じて裏切られたらどうしよう。
騙されていたら? 自分だけが信じていたら?

まるで「裸の王様」のように、
言葉を信じて一歩を踏み出したら、実は何もなかった…
そんなふうに思うと、信じるってすごく怖いことに感じます。

でも、それでもなお――
私たちは誰かと関わって生きていく中で、
やっぱり「信じる」ことを避けて通ることはできないのだと思います。

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行政書士として、まず“信じること”から始めたい

私はこれから、福祉分野に特化した行政書士として歩み始めます。
書類のやり取りや制度の解説だけではない、
人と人の間にある“目に見えない想い”にも向き合いたいと思っています。

たとえば、
「本当に困ってるんだろうか?」ではなく、「きっと困ってるんだろうな」と受け止めること。
「言ってないから気持ちはない」ではなく、「きっと言葉にできないだけなんだ」と信じること。

どんなご相談にも、まずは「信じる」気持ちから関わっていく
それが、私の目指す行政書士の姿です。

おわりに:見えないからこそ、感じようとすることが大事

人の気持ちは見えません。
でも、見えないものこそ、感じ取ろうとすることが大切。

信じることは、簡単ではないけれど、
それがなければ、人と人のつながりは生まれません。

だから今日も、私は静かにこう思います。
「まずは信じてみよう」って。

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📝 この記事を書いた人
行政書士 田中慶

私自身、障がい者福祉サービス(A型・B型事業所)を利用していた経験があります。

「制度はわかったけど、うちの場合はどうすればいいの?」
「現場の実際を知りたい」

そんな“制度と現実の間”で迷っている方の相談相手として、利用者側と支援者側、両方の視点を持つピア行政書士として、一緒に最適な道を探します。

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