行政書士 田中慶のピア/支援哲学– category –
「障がい福祉専門の行政書士として、田中慶はなぜこの活動を続けているのか?」―――当事者としてのピアサポート経験に基づく支援哲学と、行政書士としての信念を公開しています。
このカテゴリーは、単なる自己紹介ではありません。あなたの事業やご家族の未来をサポートする専門家を選ぶ上で、最も重要な信頼を築くためのメッセージです。
【田中慶行政書士事務所の活動理念】
当事者視点の専門性:行政書士としての法務知識だけでなく、障がい当事者の視点を持つからこそ提供できる、現場に即したリアルな解決策をご紹介します。単なる書類作成代行に留まらない、真の事業成長と生活の安心を目指しています。
活動の原点と道のり:私が行政書士として独立し、障がい福祉サポートを専門とするに至った背景や、これまでの成功・失敗経験を正直に綴っています。これにより、あなたの悩みに対する深い共感と、問題解決への情熱を感じていただけます。
他士業との連携と地域貢献:弁護士や税理士といった他士業との連携を通じて、包括的なサポートを提供する方法論や、地域福祉への貢献活動を通して実現したい社会のあり方を解説しています。
この記事を通じて、私の人となりや考え方に共感していただけたら幸いです。当事務所にご依頼いただくことが、あなたの理念や目標を達成するための最良の選択肢であると確信していただけるでしょう。
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見えないけれど、たしかにそこにあるもの〜信じることから始める行政書士という在り方〜
はじめに:見えないものを信じるって、どういうこと? 「見えないものを信じられますか?」 これは、霊感や神様の話じゃありません。“感情”の話です。 たとえば「ありがとう」「ごめんね」「愛してる」・・・。どれも、目には見えないけれど、私たちの心を... -
時給1,200円は高い?安い?働くって何を返すこと?
今回のブログは、私が、今まで20数年間、お仕事をしてきたなかで、考えてきたことについて、お話をします。私は、ぐうたら人間ですので、「楽して生きたい」とずっと思ってきた人間です。そんな自分でも、仕事をする限りは、以下の考えは必要なのかなって... -
「レッテルを貼ることの怖さ」──人を理解することに効率はない
障がい者福祉についてのご相談はこちら 無意識に、僕たちは人を“カテゴライズ”している 「うつ病」「障がい者」。これらは、僕が日常的に貼られる“ラベル”です。 でも、これは決して障がい者やマイノリティだけの話じゃありません。誰でも、初対面の人を見... -
【出版報告】『障がい者からピア行政書士へ』をKindleで出版しました
📘 出版のご報告 このたび、私・田中慶は、初めての著書 『障がい者から“ピア”行政書士へ 休職、事業所、そしてっ行政書士へ―揺れた日々の記録』 をKindleにて出版いたしました。 本書は、障がい者として福祉事業所を利用していた頃の経験から、... -
何もしたくない日がある僕たちへ
「何もしたくない」は、ただのサボりじゃない 気分が落ち込んでいるわけでもない。体調が悪いわけでもない。だけど「何もしたくない」「全部投げ出したい」──そんな日って、ありませんか? 予定があっても、締め切りが迫っていても、頭も身体も動いてくれ... -
「わかるつもり」が一番危ない──身近な人ほど誤解する共感
はじめに:「共感って、あたたかいもの」…のはずだった 「共感」って、優しい言葉のはず。相手の気持ちを想像して、寄り添って、理解を示すこと。だけど実際には、その“つもり”が、かえって人を深く傷つけてしまうことがある。しかも、それが一番起きやす... -
A型でもB型でもない“その狭間”にいる人たちへ──制度の線引きと現場の裁量のこれから
福祉制度は「線引き」されていて当然、でも、支援の現場は「線引き」できない現実に満ちている。A型にもB型にもすんなり当てはまらない“その狭間”にいる人たちの存在は、ずっと制度の隙間に置かれてきた。就労選択支援という新制度が始まろうとしている今... -
A型事業所すら続かなかったら、どこに行けばいいの?──就労に絶望した僕が、それでも“次”を探した話
お問い合わせはこちら 最初は「希望」から始まった 就労移行支援を経て、僕は一般企業でトライアル雇用を受けました。最初は緊張ばかりだったけど、徐々に慣れてきて、「あれ、もしかしていけるかも」なんて思ったりして。フルタイムで働けて、ちゃんと給... -
「病名より、想いを聞きたい。支援を受けてきた僕が、支援者になるということ」
ピア行政書士へのご相談はこちら A型事業所に通いながら、日々いろんな人と関わるなかで気づいたことがあります。それは、「障がい名を知らなくても、配慮はできる」ということ。誰かが「こういう障がいがあるんだよ」と話してくれたら、もちろん聞きます... -
「“障がい者”は日本だけの言い方?──言葉と制度に見る、日本と海外の“見え方”の違い」
ピア行政書士へのご相談はこちら 「障がい者って、ほかの言い方ないの?」そんな風に聞かれて、言葉につまったことがあります。英語では“disorder”や“disability”のようにいろんな言葉があるのに、日本語では「障がい者」がほぼ唯一の総称。それに、日本で...