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この花、なんだと思いますか?──行政書士バッジに込められた意味と、私の志

目次

はじめに

テレビドラマで、弁護士が胸につけている「天秤のバッジ」を見たことがある人は多いと思います。
あれは“正義”や“公平”の象徴として有名ですよね。

では――行政書士のバッジって、ご存じですか?

実は、行政書士にも国家資格者としての徽章(バッジ)があるんです。
しかもそのモチーフは、“コスモスの花”

なぜ、花? なぜ、コスモス?
このバッジに込められた意味と、これから私が目指す行政書士としてのあり方を、今回はお話ししたいと思います。

行政書士にも“バッジ”があるって知ってましたか?

行政書士は、官公署に提出する書類の作成や、暮らしの法律手続きのサポートを専門とする国家資格です。
…といっても、一般的にはまだまだ「何をしてくれる人か分からない」と言われることも多いのが現実。

そんな行政書士にも、実は“バッジ”があるんです。
金色の花のようなデザインの、直径約2センチの徽章(きしょう)。
街でつけている人を見かけたことがある方は、ほとんどいないかもしれません。

それもそのはず。行政書士の業務は、派手な訴訟や法廷での活動ではなく、
地味でも確実に生活を支える「裏方」の仕事が中心。
でも、このバッジには、私たちの役割と姿勢が象徴されているのです。

なぜ“コスモス”?──その花に込められた意味とは

行政書士のバッジは、“コスモスの花”をモチーフにしています。

「えっ、花?」「可愛いけど、法律っぽくない…?」

そう思った方もいるかもしれません。でも、実はこの“コスモス”には、行政書士という仕事にぴったりな意味が込められているんです。

まず、「cosmos」という言葉は、もともとギリシャ語で「秩序」「調和」「整った世界」を意味します。
法律や制度というのは、まさに社会の秩序を保つためのもの。
行政書士は、その法律を使って、市民の暮らしの中に秩序と調和をもたらす役割を果たします。

もうひとつは、“身近な花”であること。
秋になると道ばたにそっと咲くコスモスは、華やかではないけれど、親しみやすく、暮らしに寄り添う存在
これは、「まちの法律家」として市民に寄り添う行政書士のあり方に重なります。

私が目指す“ピア行政書士”とコスモスの精神

私自身、障がい当事者として、制度の中で「生きづらさ」を感じた経験があります。
紙の上ではきれいに見える制度が、現場ではうまく機能していなかったり。
本当は必要な支援なのに、複雑な申請手続きに阻まれてしまったり。

だからこそ私は、制度を“使えるもの”として届ける行政書士になりたい。
ただ法律を説明するのではなく、実際に使えるように一緒に整理して、一緒に考えていく。

その姿勢は、まさに“調和”と“寄り添い”を象徴するコスモスのようなもの。
そしてもうひとつ、私には「ピア」という視点があります。

ピアとは、“同じ経験をもつ仲間”という意味です。
制度利用に悩む方、障がいと向き合う方、家族のことで悩んでいる方。
私は「支援する専門職」であると同時に、「あなたと同じ側にいる仲間」として、支援をしたいと考えています。

たかが“花のバッジ”、されど“志の象徴”

コスモスのバッジは、決して目立つものではありません。
でも私はこのバッジを、制度と現場をつなぐ小さな決意の印として、胸につけようと思います。

複雑な制度に戸惑い、どこに相談していいか分からず、一人で悩んでいる人たちのそばにいたい。
その不安や混乱が、少しずつ整理されて、安心に変わっていく――
それこそが、「秩序」「調和」「寄り添い」を象徴する、コスモスの花のような仕事だと信じています。

まずは、ひとりで悩まずにご相談ください

「この制度、難しすぎてわからない」
「障がいがある子どもの将来が不安」
「親の相続や成年後見について、誰に聞けばいいかわからない」

そんな時こそ、行政書士が力になれることがあります。
特に私は、障がい福祉に特化し、ピアとしての支援を大切にする行政書士として、
制度の“すきま”を埋めるお手伝いをしたいと思っています。

どうぞお気軽にご相談ください。
コスモスの花のように、やさしく、静かに、力強くサポートします。

ピア行政書士のホームページはこちら

田中慶に相談する → 障がい福祉事業の開業・設立サポートはこちら: 障がい福祉事業の開業・設立サポート

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