「何もしたくない」は、ただのサボりじゃない
気分が落ち込んでいるわけでもない。体調が悪いわけでもない。
だけど「何もしたくない」「全部投げ出したい」──そんな日って、ありませんか?
予定があっても、締め切りが迫っていても、頭も身体も動いてくれない。
SNSを見るのも億劫、連絡を返すのもおっくうで、ただ時間だけが過ぎていく。
そんな自分を「ダメだな」「甘えてるだけ」と責めてしまうこともあるけど、
本当は、心のどこかに「もうちょっとだけ踏ん張りたい」気持ちが眠っていたりする。
やる気の「スイッチ」は、自分でも見つけられないときがある
モチベーションって、そもそもどこから湧いてくるんだろう?
「家族のため」「借金返さなきゃ」「応援してくれる人がいる」
そんな外側からのきっかけが力になることもある。
一方で、「目標に近づきたい」「これを成し遂げたい」
そんな内側からの意志がエンジンになることもある。
でも──どっちも見当たらないとき、あるよね。
目標なんてどうでもよく思えるし、誰の顔も思い浮かばない。
そういうときは、モチベーションを探すことすら、しんどい。
「もう少しだけ生きてみよう」と思える何かが欲しかった
正直に言うと、僕もときどき、全部なしにしたくなる衝動に駆られる。
やる気が出ないんじゃなくて、「消えたい」と思うような夜もあった。
そんなとき、救ってくれたのは“やる気”じゃなかった。
・応援のLINEが一通だけ来た
・夕焼けがやたらきれいだった
・スーパーのレジで店員さんが笑ってくれた
・推しの配信がたまたま流れてきた
・コンビニの唐揚げ棒がうまかった
つまり、「もう少しだけ生きてみようかな」と思える、
ちっちゃな“ほぐし”や“引っかかり”みたいなもの。
「それだけ?」って言われるかもしれないけど、
僕は、それだけで踏ん張れた日があった。
踏ん張る理由は、あとから見つかることもある
モチベーションって、結果から逆算されることもある。
何もしたくなかった日でも、とりあえず目を覚まして、顔を洗って、
どうでもいいような作業を一つだけやってみたら、
「意外と悪くなかったな」と思えるときがある。
逆に、「今日は完璧に休もう」って決めてしまうことで、
次の日の自分をちょっと助けてあげられるときもある。
大切なのは、「今の自分がどうしたいのか」を置き去りにしないこと。
がんばることだけが正解じゃないし、やる気を出すことだけがすべてじゃない。
もし今、踏ん張りどころにいるなら
これを読んでくれているあなたが、
「今まさにしんどい渦の中」にいるとしたら、
無理してがんばらなくても大丈夫です。
まずは、深呼吸して、何か温かいものでも飲んでください。
でももし、「あと少しだけ踏ん張りたい」と思える何かを探しているなら、
あなたの話を聞かせてください。僕でよければ、全力で受け止めます。
おわりに──あなたの「やる気の火種」を、一緒に探せたら
僕たちは、いつも完璧じゃなくていい。
やる気がなくても、弱ってても、生きてていい。
「なんとなく惰性でやれてる日」と「もう全部やめたい日」が交互にやってくる。
それが人間らしさであり、続けていくということだと思う。
あなたが今、どこにいて、どんな気持ちでいても──
気軽に、僕に話しかけてください。
きっとその一言が、あなた自身を救う一歩になるかもしれません。
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