現場ではたくさんの支援が行われ、
スタッフそれぞれが利用者さんに向き合っています。
一方で、
記録や書類を見ると
- 「現場でやっていることが書類に反映されていない」
- 「書類上は伝わらないけれど、実際は関わっている」
- 「記録と支援の“つながり”が弱い」
そんな状態が起きることがあります。
ここでまずお伝えしたいことがあります👇
これは、現場の努力不足でも、書類の未熟さでもありません。
ズレが起きる“構造”があるだけです。
だからこそ、整えれば必ず近づきます。
今日は、その「ズレの正体」と、
事業所でできる“整え方”をまとめました。
必要な部分だけ持ち帰ってください。
🧭 ズレが起きる3つの理由
① “目的の種類”が現場と書類で違うから
現場の目的は
「利用者さんに良い支援を届けること」。
書類の目的は
「支援を可視化し、共有・検証できる状態にすること」。
どちらも正しいのに、
目的が違うことでズレが生まれます。
📌 ポイント
→ 「目的が違う=ズレて当たり前」
→ だから責める必要はゼロ。
② 支援の“流れ”と記録の“枠組み”が一致していない
現場の支援は、利用者さんに合わせて柔軟です。
一方で書類は、形式や枠があります。
柔軟な支援
×
形式化された枠組み
この組み合わせで、
書類が支援を表現しきれなくなることがあります。
📌 ポイント
→ 記録の書式を増やすより、
枠組みを支援の流れに近づけるほうが効果的。
③ 情報が“点”で残っていて、“線”につながっていない
支援の途中で気づいたこと、
小さな変化、
スタッフ同士の共有メモ。
これらが「点」のままだと、
記録にまとめようとしたときに
「何を書けばいい?」と迷いやすくなります。
📌 ポイント
→ 記録は“点”を“線”にする作業。
いきなり依頼する必要はありません。
まずは、状況を整理してみませんか。
LINEでは、
・今の状況の整理
・考え方の整理(チェックリスト・資料)
を中心にお届けしています。
※ここでは契約や依頼にはなりません。
🧩 ズレをなくすための3つの整え方
① 書類の目的を“支援の目的”とつなげる
「何のために書くのか?」
ここが揃うだけで、記録の質が自然と変わります。
例👇
- 支援の一貫性を守る
- 他のスタッフでも同じ水準で関われる
- 計画や会議に活かせる
- 振り返りをしやすくする
📌 これは義務ではなく、
**支援を深めるための“道具”**です。
② 記録の枠組みを“支援の流れ”に合わせて作る
おすすめはこの4つ👇
① 今日あった事実
② 支援の意図
③ 本人の反応や変化
④ 次の支援につながる視点
これが揃うと👇
- 過不足がなくなる
- “書かされている感”が減る
- 読む側も理解しやすい
文章が長くなくても良い。
流れが整っていれば十分 “支援記録” です。
③ 情報が「点」で残らない仕組みをつくる
一日が終わって記録を書くとき、
もっと書けるはずなのに迷うのは、
“思い出す負担”が大きいから。
例👇
- 一言メモ
- 短文の共有
- コメントのキーワード化
- テンプレ支援欄
支援の途中で残した「点」が、
後の記録で「線」になります。
📌 これは支援者ひとりに負担をかけないための仕組みです。
🌿 最後に|ズレは“責任”ではなく“構造”
支援と書類がズレるのは、
誰かのせいではありません。
仕組みが整えば、
自然と近づき、
書類が支援を支えはじめます。
支援者の力はすでに現場で発揮されています。
書類がその力を“見える形にするための道具”になれば、
事業所全体がもっと動きやすくなります。
焦らず、できるところから整えていきましょう。
📩 LINEで相談できます
もし、
- 「うちはどこがズレているのか分からない」
- 「書類と支援をどうつなげる?」
- 「書式をどう統一すればいい?」
など感じていれば、
短文でも送ってください。
状況に合わせて、一緒に整理します。
いきなり依頼する必要はありません。
まずは、状況を整理してみませんか。
LINEでは、
・今の状況の整理
・考え方の整理(チェックリスト・資料)
を中心にお届けしています。
※ここでは契約や依頼にはなりません。
私自身、障がい者福祉サービス(就労移行事業所・A型事業所)を利用していた経験があります。
「現場の実際を知りたい」
そんな“制度と現実の間”で迷っている方の相談相手として、利用者側と支援者側、両方の視点を持つピア行政書士として、一緒に最適な道を探します。

