はじめに
前回は、物件選びやネット回線、ホームページやブログについて、お話ししました。今回は、融資の申し込みや購入した書籍、行政書士の実務で使用するであろう書式の準備について、お話しします。
融資申し込み
融資の流れについては、概要を以前のブログでお話ししているので、よろしければ併せてご確認ください。

私は、上のブログでもお伝えしましたが、日本政策金融公庫の「ビジネスサポートプラザ」と商工会議所に事前相談に行きました。これも、あわよくば、創業計画書の書き方など、相談に乗ってもらえるのでは?と思い、それなら、何回か添削してもらえるように、早めに行動を起こしました。
色々と相談に乗っていただき、現時点で、日本政策金融公庫に融資の申し込みを行う書式が整っている状態です。ただし、書類提出の後には、日本政策金融公庫様との面談が待っていますので、それに向けての準備も行っていきたいと思います。
特に、商工会議所では、専門家(中小企業診断士)の方に、無料で添削・アドバイス・面談までの準備など親身に相談にのっていただけましたので、融資をお考えの方も行政書士として、業務で創業計画書の記載サポートをお考えの方も、一度は相談してみるとよいかなと思います。(詳細は、担当の商工会や商工会議所に確認してください)
書籍の購入
行政書士試験合格後に、私自身が買った書籍は、以下のものです。
- 民法(家族法)の基本書
- 相続、遺言、任意後見について、業務として行う予定にしているため。
- 会社法の基本書
- 各法人設立についても業務として取り扱う予定にしているため。
- 行政書士向けのマーケティング
- 集客や販路開拓について、営業の経験もないため、最低限の知識を得たかったため。
- 障がい者福祉事業の開設マニュアル
- 実務を行うにあたっての最低限の知識と、流れを整理するため。
- 株式会社の設立マニュアル
- 実務を行うにあたっての最低限の知識と、流れを整理するため。
今のところ、上記の本を購入し、一読した感じです。(基本書は、二読しました)後は、自身が開業する自治体の福祉事業分野の開設申請の手引書に、眼を通した感じですね。なかなか、開業準備と並行して、知識の習得は思ったように進まないですね。私の場合は、ある程度、メイン業務を絞って開業しようと考えいてるので、その分野については、知識の習得も、開業までの課題かなと考えています。
行政書士書式について
行政書士法の第九条に「行政書士は、その業務に関する帳簿を備え、これに事件の名称、年月日、受けた報酬の額、依頼者の住所氏名その他都道府県知事の定める事項を記載しなければならない。」とあります。一般的に事件簿と呼ばれる書類になります。これ以外にも、ヒアリングシートや委任契約書・・・、数え上げればきりがないほど、準備しなければならない書式があるようです。(私もこの時点ではすべて把握できていません)
なので、私は、「行政書士開業セット」を購入しました。
圧倒的に、収録されている書式の種類の多さが決め手となりました。また、メンバーズサイトも購入者限定で開設されており、専門的な情報も入手可能な事も、今後活用していきたいなと思っています。
まとめ
合格から、3カ月半くらい、開業予定までも3カ月半くらい(順調にいけば)という、準備期間のちょうど折り返しに差し掛かった時期の私の準備の進捗は以上になります。あと、肝心の行政書士の登録申請については、必要書類の書式は、全て揃えましたが、役所で取得する書類については、もう少し後にしようと考えています。(取得後3か月以内のものでないといけないですからね)
「行政書士田中慶事務所(開設申請準備中)ホームページはこちら」